知っておきたいハウスメーカーの住宅展示場・モデルハウスに行った後の流れ

 

家を建てたいと思ったので住宅展示場のモデルハウスに行こうと思うんだけど、いったらどういう流れになるのかな?。

一概にいえないけど、土地がある場合は「間取り」を考えると言われて次回のアポイントメントの話になるよ。土地から探す場合は土地を紹介するので見に行きましょうという話になったりするよ。

 

知っておきたい住宅展示場のモデルハウスに言った後の流れ

ハウスメーカーなどで家を建てたいを考えたら、まずは住宅展示場のモデルハウスを見学することにあると思います。

モデルハウスを見学することはそのハウスメーカーの家のことや雰囲気を知ることができるので有益です。

ただし、モデルハウスにいくとそのあと営業マンに契約を迫られて怖い思いをするなどの噂もあります。

そこで、ハウスメーカーのモデルハウスに行くと、その後どういう流れになっていくかを説明します(あくまで一例です)。

①モデルハウスで担当した営業マンが「自分の担当」になる!

重要なことなのですが、モデルハウスで担当してくれた営業マンが自分の担当になります。

その営業マンがそのハウスメーカーでの担当になります。

この出会いが非常に重要となります。

営業マンの能力ややる気、相性などが非常に重要となります。

家が気に入って、ぜひそのハウスメーカーで家を建てたいと思っても、営業マンに不満があり、泣く泣く諦めたという話もよくあります。

営業マンと合わない場合、変更も可能といえば可能なのですが、現実的にはなかなかむつかしい面もあります。

そのため、案内してくれる営業マンとの相性が分かるまで、アンケート書かないという方法をとり、気に入った場合にのみアンケート書くという手法もよく紹介されています。

もっとも、ハウスメーカー側もアンケートが重要な営業のツールになることや他社のスパイを予防する目的、冷やかしを防止する目的などからアンケート書くように求めてくることが多いです。

どちらにしても、アンケートに氏名を書けば、その営業マンが担当になります。

②モデルハウスを案内してくれる

アンケートに氏名などを書くと、営業マンがモデルハウスを案内してくれます。

各部屋を回りながらポイントを解説してくれます。

もっとも、モデルハウスは大きく、床や設備のグレードも高すぎて、場合によっては参考にならない場合があるので注意が必要です。

③営業マンから状況を聞かれる(ヒヤリング)

モデルハウスと順番が逆になる場合もありますが、営業マンから状況を聞かれます。

近い時期に家を建てる予定があるのか、土地を所有しているのか、建て替えなのか、土地から探すのか、予算はどれくらいかなど現在の状況を聞かれます。

④次回のアポイント(約束)をとってくる

ここからは状況によって変わってきます。

土地がある場合

すでに建設予定の土地がある場合には、

営業マン
営業マン

間取りを考えてみましょうか?

などと言ってきて、2週間後くらいにアポイントメントをとってきます。

2週間後に行くと、簡単な間取りと資金計画書が準備されていています。

この段階では要望も出せていないので自分の要望などはほぼ反映されていない一般的な間取りが出されることになります。

信じられないかもしれませんが、営業マンによっては、この段階で「契約してください」と迫ってくることもあります。

また、契約までは迫ってこないものの、「現在、お得なキャンペーンをしているので、10万円の申込金を入れてくれたら、契約時に300万円分割引できます。契約しなかった場合には10万円はお返しします」などといって10万円を求めてくることはよくあります。

その後の流れとしては、提案された間取りについて意見を出すと、

営業マン
営業マン

では間取りを修正するので、2週間後はいかがですか?

などと言わて次のアポイントメントをとってきます。

多くの営業マンは、

営業マン
営業マン

ほとんどの人がモデルハウスに最初にきてから1か月~2か月くらいで契約になります。

と言いますので、それを目標に頑張っているのだと思います。

しかし、それは営業マンの願望・目標ですので、みなさんは自分のペースで契約を検討するべきです。みなさん一人一人、私生活や仕事の事情も異なりますので、同じペースで検討を進められるわけがありません。私生活や仕事を犠牲するのは本末転倒ではないでしょうか。

他方で、営業マンは間取りなどを検討するという労力を割いているので、その労力が無駄になることを避けるために、ますます契約を迫ってきてり、とりあえず何らかの名目で10万円を払われようとします。

中には、

営業マン
営業マン

真剣に考えてくれている人にだけ間取りを考えたい。真剣さをみせてほしいので10万円を入れてほしい。

と言ってくる営業マンも少なくありません。

複数のハウスメーカーを回り、並行してこのようなやりとりをしながら、信頼できる営業マンを見つけ、契約するハウスメーカーを絞っていくことになります。

土地から探す場合

この場合は、ハウスメーカーが持っている土地の中におススメできるものがあるから、現地に見学に行くことを提案されたり、営業マンが土地を探すので見つかったら連絡すると言われます。

そして、いい土地があると言われ行くと、「その条件の良い土地はタッチの差で売れたが、隣の土地なら残っている。条件のよい土地も契約が成立せずにキャンセルの可能性もあることに加え、隣の土地もなくなるかもしれないのでとりあえず隣の土地で契約しましょう」などと言われることもあります。

どちらにしても注文住宅の場合と異なり、良い土地はすぐに他の人に買われる可能性があるため、「今すぐ決めないとこの良い土地はなくなりますよ」といって契約を迫ってくることが典型的なパターンとなります。

ハウスメーカーから土地を買った場合、その土地の契約にはそのハウスメーカーで家を建てる条件が付けられることがあり、その場合、そのハウスメーカー以外で家を建てることができません。他社と比べられないため、契約交渉上の立場が弱くなることがあるので注意が必要です。

今すぐに家を建てる予定がない場合

今すぐに家を建てる予定がない場合には率直にその旨を営業マンに伝えるべきです。

将来的に家を建てることを考えて見学する場合にはその旨を伝えると、うえで述べたように契約を迫られることもなく、モデルハウスを案内してもらえると思います。

営業マンの中には今すぐ契約をとれる客ではないと判断してそっけない態度になる人もいますが、将来の顧客候補としてきちんと案内してくれる人もいます。

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