「間取りは後からいくらでも変更できるから契約して」と言われてるけど本当かな?
契約後でも間取りの変更ができるのは本当だけど、大幅に請負代金がアップするし、値引き交渉もほぼできず言い値になってしまう。そもそも間取り変更にも消極的な対応をされることもあるよ。
思ったよりも高額になってしまって予算オーバーになった場合や、希望の間取りにできなかった場合はどうなるの?
契約を解除するしかないけど高額や解約金・違約金をとられると思うよ。
契約後でもいつでも変更できるって言ってたのに・・・
変更はできるけど追加費用がかかるし、契約がとれた以上営業マンは「値引きして契約をとる」必要がないから値引きはないよ。
そんな・・・
契約時点で完全に間取りを確定させることはできないとしても、ある程度の間取りや主要な設備やグレードを前提に見積もりをとって契約しないと追加費用で大変なことになるよ。
嘘ではなく本当です。
ハウスメーカー営業マンが言う「間取りは後からいくらでも変更できるのでまずは契約してください」と言って契約を迫ってきます。
確かに、契約後も間取りの変更は正式な図面ができるまでは可能です。
そのため、このセリフは嘘ではなく本当です。
ただし、高額な追加費用がするかもしれません。
ただし、間取りの変更をした場合には当然追加費用が発生します。
契約前は営業マンは契約が欲しいので値引きやサービスをしてくれますが契約後はそのような必要はありません。
そのため、間取り変更によって代金が高額になります。
また間取りの変更の希望を伝えても「このままでの十分ですよ」などと取り合ってくれない場合もあります。
万が一、希望の間取りが実現できない場合には契約を解除しなけばなりません。
その場合には解約料や違約金を支払って契約を解除するか、現状の間取りを受け入れるかの二者択一となります。
いったん契約が成立すると営業マンとの立場は逆転します。
契約をとるまでは営業マンの仕事?
契約するまでは営業マンは契約が欲しいので値引きしてくれたりサービスしてくれます。
しかし、いったん契約が成立すると私たちは契約に拘束されます。
契約を解除するためには高額な違約金や解約金を支払う必要があります。
そのため契約を簡単に解除することはできなくなります。
このように契約を締結するとは非常に非常に重要なことなのです。
どの段階で契約をするべきか?
現実的に間取りや主要設備をすべて確定して契約することは難しいと思います。
しかし、希望の間取りが実現できそうな段階までは間取りを詰めた後でなければ契約は避けるべきです。
また、キッチンなどの主要な設備、床材などのグレード、太陽光発電・床暖房・全館空調などの主要なオプションは盛り込んだうえで見積もりをしてもらい、それを前提に契約すべきです。
営業マンが言う「間取りは後からいくらでも変更できるのでまずは契約してください」という言葉は嘘ではありません。
しかし、非常に不誠実なセリフであると思います。
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