ハウスメーカーの営業って家に押しかけ来て帰らないとか電話がガンガンかかってくるとか怖い噂しかきかないけど本当かな?
10年くらい前までは珍しくなかったけど、今はだいぶスマートになってきたのでかなり減っているらしいよ。
ただ、やり方が若干スマートになってきているだけで、今でも強引に契約を迫ってくることはあるから心の準備が必要だよ。
かつてのハウスメーカー・住宅メーカーの営業
かつてのハウスメーカー・住宅メーカーの営業といえばかなり強引な噂が絶えませんでした。
経験者の話やインターネットの情報でも以下のような話ばかりが出てきます。
・夜8時や夜9時に家に来る。
・契約しないと帰らせてもらえない。
・鬼のように電話してくる。
・契約しないと怒鳴ってくる。
実際に私の両親がかつて住宅展示場に見学に行った際には、当日の夜8時ころにアポイントメントも電話もなくいきなり一条工務店の営業マンが二人来られました。
かつては上記のような手法が住宅営業の基本スタイルであると言っても過言ではないと思います。
しかし、今ではそのような手法はかなり嫌がられることもあってか、スマートな営業手法に変化してきていると感じています。
※もっとも、現在でも住宅展示場にいくとまずセンターハウスでアンケート等に答えると各社に情報が提供されるため、回っていないハウスメーカーを中心に家に来ることは珍しくありません。各メーカーは最初に囲い込めれば、競合と競わされたり条件闘争に持ち込まれずに、値引きすることなく契約に持ち込めるために先手必勝の囲い込み戦略に出ます。
<参照記事> ハウスメーカー営業マンの営業手法 ~囲い込み戦略~
若干スマートになった住宅営業マンの営業手法
かつてのような営業スタイルは今の時代では敬遠されます。
そのため、とくにこの数年で洗練されたスマートなスタイルに変化してきています。
たとえば、夜に家に押しかけてくるなどはだいぶ減っていますし、かつてのような強引さも一見影を潜めています。
しかし、それは表面的な営業手法が変化しているだけで、根本的な営業の姿勢は必ずしも変わっていません。
ハウスメーカー営業マンが契約を迫ってくるパターン
以前の記事で書きましたが、現在ハウスメーカー営業マンが契約を迫ってくるパターンを紹介しました。
②「今だけ」特別の値引きやキャンペーンを持ち出して契約を迫る。
③入居時期やZEH(ゼッチ)などの申込期限から逆算して、今契約しないと間に合わないと契約を迫るパターン
①のパターンの「ごり押し」は今でもまったく珍しくありませんが、それでも営業マン的には軽い気持ちでとりあえず「今月中に契約してください」と言って、100人にうち何人かでも契約してくれる人がいればラッキー的なノリで言ってくることがあります。しかし、そんなに強引ではありません。
特にパターン③の入居時期やZEH(ゼッチ)補助金の申込期限から逆算して「そのためには今月中に契約が必要です」などと契約を迫ってくるパターンは一見すると強引でなく、客の利益にもなっている提案です。そのため営業マンもこの手法を使いやすいため乱発して、入居時期からの逆算したスケジュール表や、ZEH(ゼッチ)期限から逆算したスケジュール表を作ってきて、<間に合わないとあたなが大損しますよ>と心配するスタンスで契約を迫ってきます。
<参照記事>ハウスメーカー営業マンが契約を迫ってくるパターン① ごり押し
<参照記事>ハウスメーカー営業マンが契約を迫ってくるパターン② 値引きやキャンペーン <参照記事>ハウスメーカー営業マンが契約を迫ってくるパターン③ 入居時期やZEH(ゼッチ)などの申込期限から逆算するパターン
「新人営業〇〇君の最初の家を、どうか〇〇様の家で建てさせてあげてください」
「ノルマがきつくてやばいんです、契約してください」
などもよくきくフレーズとなります。
勝負所では強引な営業手法も使ってくる。
しかし、そもそも家は数千万円という高額な買い物です。
人生に一回あるかないかの大変な買い物なのです。
十分に検討し、十分に納得して初めて契約するものなのです。
人に無理強いされておこなうものでは決してありません。
自分の意思で、自分の考えで、主体的に決めて行うものです。
営業マンの営業テクニックで契約させられるものではないのです。
営業マンの営業手法というものを知ったうえで、営業マンのペースにはまらず、自分のペースで楽しく自分らしい家づくりをぜひしてください。
コメント