家づくりのプロジェクト・リーダーは営業マンではなく、自分

以前の記事を訂正します

以前の記事で、営業マンの重要性についてお伝えしました。

その際、営業マンは家づくりのプロジェクト・リーダーであると述べました。

しかし、間違いでした。

プロジェクト・リーダーは自分です。

自分自身が計画をリードしていくしかないことに気が付きました。

お詫びして訂正いたします。

営業マンは契約をとるのが仕事

そもそも、営業マンの仕事は契約をとることです。

営業マンの給料は契約件数で決まります。

そのため契約をとることが仕事となります。

そのため家づくりというプロジェクトを任せても、ついつい早く契約をとる方向で活動することになります。

考える時間を与えたり、納得のいくプランを考えたり、見積内容を説明するなどに時間をとろうとはしてくれません。

むしろ

営業マン
営業マン

とりあえず契約しましょう。

営業マン
営業マン

間取りは契約後でもいつでも何度でも変更できますよ。

営業マン
営業マン

見積りは概算で、詳細は契約後に間取りや仕様が確定してから出します。

営業マン
営業マン

今日契約したら前代未聞の特別値引きをしますよ。

営業マン
営業マン

来月決算月なので契約してください。

というようになります。

自分でコントロールすることが重要

営業マンにまかせるとすぐに契約をとろうとします。

そこで、自分自身がプロジェクトマネージャーとして動かしていくことが必要です。

例えば、契約を締結するまでのプロセスを営業マンに伝えるなどが有効です。
たとえば、以下のようなプロセスを示して共有することが考えられます。

<契約締結プロセス>
① 希望・要望を伝える
② 間取りの提案と修正
③ 外観の提案と修正

間取りと外観が希望する水準をクリア

④大きな金額が変動する主要設備の仕様等の確認
⑤見積り提示
⑥契約金額についての交渉

契約締結の可否を判断
 このような全体像を伝えないと、営業マンは遅くても②の間取り提案くらいの段階で契約を迫ってくるのが通常です。

 ②の段階で契約してしまうと、その後間取りを変更したり設備を変更したりすると、契約金額よりも数百万単位で追加費用が求められることになります。

私はこのような計画の全体像を伝えななかったばかりに無駄な時間を何度もすごすことになりました。
私はまだ契約締結を考える段階にないと考えていたにも関わらず、上記プロセスでは②の間取り提案くらいの段階で、営業マンから必死で契約を迫られたことが何度もあり完全な時間の無駄でした。
営業マンにまかせると、すぐに契約をせまってきて打ち合わせが無駄になります。
営業マンに押されて無理やり契約をさせられてもいいことはありません。
自分の家のことなのですから、自分がプロジェクト・リーダーという自覚をもって進めていくことが重要です。

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