ダイワハウスの営業に対する印象

 

はじめに

私の実体験に基づいて各ハウスメーカーの印象を書いていきます。

あくまで私が経験したことにすぎません。違う営業マンであれば全く異なるのかもしれませんし、その会社の方針や社風なのかもしれません。

あくまで私の個人的経験に基づく個人的印象です。その点をご理解ください。

言っていることが嘘っぽく感じる

まず、最初に感じたことは「嘘っぽい」と感じたことでした。

私が初めて注文住宅を検討し、初めて住宅展示場にいった際、1社目に訪ねたのが偶然、ダイワハウスでした。

まだまだウブだった私は正直に伝えました。

家を建てることを検討したばかりで初めて住宅展示場に来ました。
正直に言っておきますが、御社だけでなくこの展示場にある他のメーカーも一通り見たいと考えています

営業マン
営業マン

ほとんどの方はまず一社で進めてみて、どうしてもダメな場合に他社を検討されてますよこれもご縁ですし、ご縁が大切ですから。

実際、これはどうなんでしょうか。

なにか特別の理由があれば別ですが、住宅展示場にふらっと来るような人が、たまたま最初に尋ねたハウスメーカーに絞って、そのたまたまの「縁」を大切に契約を勧めるのでしょうか。

この営業マンによれば、ほとんどの方は一社に絞って、どうしてもその会社がダメな場合に初めて他社を検討するということでした。

統計などをもっているわけではないので分かりませんが、私はどうも嘘くさく感じましたし、初めてあって、まだ10分くらいしか話してないのに「ご縁ですから」「ご縁が大切」などと何度も何度も縁を強調してくる態度に、胡散臭いと感じました。

数千万円の買い物なのに、「ご縁」「ご縁」と迫ってくるのは、生理的に不快感を感じました。

この営業マンの言葉には疑問しか残らず、不信感しか残りませんでした。

また、「ご縁」を何度も強調するのでよほど自社に自信がないものと感じました。

なお、他社の営業マンの中には「ほかのメーカーもじっくりみてくださいね」という方もいて余裕と自信を感じました。

間取りの提案力が低い

最初にモデルハウスを尋ねた際、次回までに間取りを提案頂けると言われたので、次回の日時を決めました。

私は、間取りを考えてもらうのが初めてでしたので、とても楽しみにしていきました。

当日出てきたものは、完全な期待外れでした。

その理由は、ダイワハウスのサイト上で間取りのシミュレーションを作成できるサイトがあるのですが、そのサイト上で土地の形をマウス入力すれば出てくる間取りとほぼ同じものだったからです。

サイト上で5秒程度で作れるものを3週間もかけてずっと待っていたことになります。

もっとも、これはダイワハウスの提案力が低いのではなく、そういう会社の方針なのかもしれません。ダイワハウスでは、土地の形に着目した提案や、客の個別の要望や希望を容れた間取りではなく、社内に持ってるこれまでに考えた無難な間取りを提案するという方針なのかもしれません。

その結果、建売りでよくある間取りになるのですが、その間取りに合理性があると考えているのだと思います。

また、私はその時点で要望等を出していなかったので、無難な間取りになったのも仕方ないのかもしれません。

しかし、その後も続きます。

希望や要望を伝えてもきいてくれない

2回目からは営業マンに加えて設計士も同席してくれました。

その後、抜本的な変更点があったので、その点は間取りを修正してくれました。

そして作ってもらった間取りが実質的な1回目の間取りの提案となりました。

その間取りについて、私の希望や要望を伝えました。

具体的な希望や要望を伝えはじめたのはこのときが初めてでした。

しかし、営業マンも設計士もまったく聞く耳をもってくれません。

たとえば、

ここが狭く感じるのでもう少し広げたいのですが。

営業マン
営業マン

狭くないですよ

●●の部屋の横に●●の部屋があるのは違和感があるので考えてもらえますか。

営業マン
営業マン

これで大丈夫です。普通です。

階段の位置が不便に感じるので変更できませんか。

営業マン
営業マン

階段はここがいいですよ。

どんな希望や要望を伝えても、このような感じで完全に否定されます。

私が伝えた瞬間に全否定されました。

結局、希望や要望は一つも聞いてもらえず、修正や調整もしてもらえませんでした。

実質1回目に提示された間取りからほぼ変更はありませんでした。

営業マンと設計士は間取りを変更するのが絶対にしないという感じでした。

大和ハウスで感じたのは、絶対に変更しないという強い、絶対的な意思でした。

他のハウスメーカーでは希望や要望を伝えるとできる範囲で修正案や新しい案を提案してくれるので、ダイワハウスのこのような対応には少し驚きました。

ちなみに、私は営業マンに何度も、このままの間取りでは希望から離れているので、契約するのは難しいということをそれとなく伝えています。

しかし、ダイワハウスの営業マンは

営業マン
営業マン

この間取りで問題ありませんよ。

と言って、契約を勧めてきます。

結局、実質的に1回目の間取りの提案からほどんと修正はされませんでした。

間取りは設計士?

私の場合は2回目から設計士も同席でした。

しかし、提案された間取りはウェブで5秒で土地の形を入れたら出てくるものとほぼ同じだったので、設計士が間取りを作ってくれたといえるかは分かりません。

ダイワハウスの場合は、既存のデータベースから最適と考えるものを選んで、設計士が細部を実際の土地の形状にあわせて調整するという感じなのでしょうか。

その後、要望や希望を伝えても「大丈夫」「問題ない」と言われて修正してもらえなかったのは前述のとおりです。

契約は初期から迫ってくる

私がダイワハウスの営業マンと2回目にあった際には、上述したように、ダイワハウスのサイト上でマウスで5秒で作成できる間取りとほぼ同様の間取りを提案されました。

この日、見積書(資金計画書)も渡されるとともに、

営業マン
営業マン

今月中に契約するか決めてくださいね。

営業マン
営業マン

この金額で契約してくれたら、内装やインテリアなどはこれくらい(モデルハウス)のグレードのものを作らせてもらいます。

間取りも、主要設備も、キッチンも、床材もないもきまっていないこの段階で、契約を迫ってきてびっくりしました。

みなさんそんなにすぐに契約されるのですか。

営業マン
営業マン

ほとんどの方が、最初に会ってから1か月以内には契約してますよ

これもどうなんでしょうか?本当なんでしょうか?

この営業マンはこういう発言が非常に多かったです。

なお、のちに見積書を出されて契約を迫られた際に、

この金額なら床や設備、照明などを以前見学したモデルハウスのグレードでできるって言ってましたが、床材や照明、キッチンはどうなってますか。

ときいたところ、標準仕様という名の最低限のものでの見積もりになっていました。

信用していたら大変なことになったと思いびっくりしました。

 

毎月のように続く「今月だけのキャンペーン」

ダイワハウスですが、今月だけのキャンペーンがあるので今月契約するのがお得ですと毎月言われます。

太陽光発電と蓄電池が150万円引きみたいなキャンペーンです。

翌月あった際にも、宣伝ビラのデザインだけが変わったほぼ同様のキャンペーンがありました。

毎月のように続く「今月だけのキャンペーン」で契約を迫ってきます。

初回から他社の悪口が多い

この営業マンの個人の問題かもしれませんが、とにかく他社の悪口が多かったです。

最初にダイワハウスの営業マンにあったとき、冒頭説明されるのはダイワハウスが売り上げナンバーワンであることです。

それだけならいいのですが、それに続き、他社はいつ潰れるのか分からない、ということから始めって他社の悪口が続きました。

他社の営業マンでも他社の悪口を言う営業マンもいましたが、少しオブラートに包んだような感じで、ここまで直接的に批判していたのはダイワハウスの営業マンだけでした。

私はもっとダイワハウスの話や特徴をききたかったので残念な気持ちでした。

家の質はある程度高そう

以上のように、私の担当だった営業マンの営業スタイルは非常に残念なものでした。

しかし、ダイワハウスの家自体には惹かれるものがありました。

突出した点もあまりありませんが、全体的によい雰囲気の家ができそうな感じで好きでした。

天井も標準で272㎝と高く、内装・インテリアもある程度よいものが出来そうな感じでした。

総括

そういう意味では、よい営業マンに当たることができたら、ダイワハウスは無難に良いのではないかと思っています。

私の担当の営業マンが例外的な存在なのか、会社全体がそういう営業のやり方なのか分かりませんが、私には合いませんでした。

逆に、注文住宅とはいえ、あまり希望や要望がなく、間取りやインテリア等も営業マンにおまかせしたいという人には意見も聞かれままに勝手に決めてくれるのでいいかもしれません。

そういう方にはおすすめかもしれません。

 

 

 

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