モデルハウスではなく営業マンが実際に担当して建てた家を見せてもらう

住宅ハウスメーカーのモデルハウスはあまり参考にならない

家を建てようと思っても、ハウスメーカーの違いや特色なども分からないのが通常です。

そこで、ハウスメーカーで家を建てようと思ったら住宅展示場に行くことが多いと思います。

しかし、行って観てもほぼ参考になりません。

現実的には住宅展示場はハウスメーカーの集客ツール「お客様ほいほい」と言っても過言ではないと思っています。

現実には建てられないモデルハウス

モデルハウス一棟は建物だけで2憶円~3億円などともいわれています。

標準仕様ではい特別の仕様のものばかりが入っていることが少なくありません。

床材、キッチンなど標準仕様ではなく、特別にものが入っていることがあります。

場合によってはオプションでもつけられないものが入っていたりします。

つまり、住宅展示場のモデルハウスを見学しても、実際に建てる家のイメージを持つことはできません。

しかし、そのことを教えてくれる営業マンはあまりいません。

出来上がるはずのないのが見本として展示されているのです。

もっとも、このことは法的には問題にはなりません。

モデルハウスはあくまでイメージです。

契約後にはきちんと図面や仕様が決められて納得のうえ合意することになるので、詐欺でもなんでもありません。

ただ、モデルハウスのような家を建てることは現実的にはほぼ無理で、標準仕様ではなく特別仕様のものだと理解して見学してください。

実際に担当して、建てた家を見せてもらう

実際にどんな家を建てることができるのか、それを簡単に理解する方法があります。

それはその営業マンが実際に担当して建てた家を見せてもらうことです。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でなかなかむつかしい面もありますが、各社工夫して何らかの形で見せてくれますので、ぜひ営業マンに相談してください。

実際に建てた家は、現実に可能な範囲でさまざまな検討を経て作られたもので一つ一つが検討と努力とメーカーの実力の結晶です。

個人の施主がお金を出して立てているので、モデルハウスのように宣伝目的で何億円もつぎ込んでつくっているものではありません。

実際に個人が建てられる範囲ですばらしい家ばかりです。

これを数件みせてもらえると、そのハウスメーカーで家を建てるた場合のイメージをつかめます。

担当営業マンが実際に担当したものをみせてもらう

同じハウスメーカーでも営業マンによって家の出来は変わってきます。

そのため重要なことは、できれば担当の営業マンが実際に担当したものをみせもらうことです。

その営業マンの実力やノウハウ、家への取り組み方が分かります。

また、営業マンの実力も分かります。

私はダイワハウスの営業マンに見せてほしいと頼んだのですが、その営業マンは近隣にあるその会社の建売住宅しか見せてくれませんでした。

検討する様子も、探す様子もなく、建売しかないとの回答でした。

推測ですが、おそらく担当して契約にいたった客がいないのか、もしくか客とトラブルばかりで頼める客がいないのではないかと勝手に推測しています。

営業マンに中には契約のハンコを押したとたん、態度がガラリと変わり、相談しても対応が悪くなる、頼んでことを検討してくれない、態度が横柄になる人もいます。

このような営業マンであれば、家が建ったとしても、後に家を見せてくれるように頼まれても応じるはずがありません。

もちろん、新人営業マンであればまだ実績0の場合もあり、その場合は担当して完成した家はまだないかもしれませんが、その場合は上司がサポートするはずで、1件も実例を見せられないということはないと思います。

どちらにしても、担当した実例がないというのは、何らかのシグナルになると思うので注意してください。

 

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